『近藤文ピアノリサイタル vol.9「眼を閉じて」』
2014/5/25(日)
開場18:30 開演19:00
クラシック
@ 音の広場カプリース
◇全自由席 一般2000 学生(大学生まで)1000
曲目:
J.S.バッハ
カプリッチョ<最愛の兄の旅立ちに寄せて> BWV992より
半音階的幻想曲とフーガ BWV903より
イタリアンコンチェルト BWV971より
武満徹
雨の樹 素描
閉じた眼Ⅱ
ベートーヴェン
ピアノソナタ第30番作品109
ピアノソナタ第31番作品110
TEL 090-7140-6496(音の広場「カプリース」北村)
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近藤文:
ホームページ
http://www.aya-concert.com/
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音の広場カプリース
https://sites.google.com/site/capricekochi/
高知県高知市比島町4丁目7−32地図:http://goo.gl/maps/zuvAa
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AYA Kondo Piano Recital Vol.9
近藤 文ピアノリサイタル
「眼を閉じて」
何年も前のテレビ番組で、オディロン・ルドンが描いた"閉じた眼"という絵画(眼を閉じて何かに耳を澄ますように首を傾げている人物の肩から上が水平線上に描かれている)について、武満徹が、「開いた耳、ぼくもルドンのようにまだ見えないものを聴き出したい。」と話していました。彼は、"閉じた眼"の絵を、『眼を閉じることにより、他の感覚が鋭敏になり開かれた耳で自分の内面に何かを聴き出そうとしている。』と捉えたのではないでしょうか。私にとってこの時のお話は、絵そのものと共にとても印象に残り、以来ずっと、いつかタケミツの曲を弾いてみたいと思っていました。
そしてまた、この自分の内面に何かを聴き出そうとする姿勢は、タケミツだけではなく、今回のプログラムに組合わせたバッハ、ベートーヴェンいずれにも共通する姿勢です。バッハの描く旋律線は、不安や葛藤、哀しみ、喜びなど内面から沸き立つ感情に形も深さも見事に一致しているように感じます。ピアノソナタ30番31番を書いた頃のベートーヴェンは、既に耳が全く聞こえなくなっていました。沈黙の世界の中であっても彼が強く求め聴き出した内面の音に強く魅かれます。作曲家の心の奥底から生まれた一音一音からなる音楽だからこそ、聴く人の心の奥深くへ働きかける力を持つのでしょう。
現代に生きる私は、自分より前の世代、さらにはもっと遠い時代を生きた作曲家と直接話をすることはできません。それでも、眼を閉じて、耳を開いて、響きの中に身を置いていると、音が何かを語り始めるのを感じます。
敬愛する作曲家-最愛の兄たち(私が言うのはおこがましいですが)であるバッハ、ベートーヴェン、そしてタケミツの語る声を、眼を閉じて、耳を開いて聴き出したい、それが今回のプログラムのテーマです。
◆高知公演◆
日時
2014年5月25日(日)開場 午後6時30分/開演 午後7時
入場料(税込・全自由席)
一般 2,000円
学生(大学生までの方) 1,000円
会場
音の広場「カプリース」(高知市比島町4-7-32)
※介助犬を同伴される方は、ご連絡下さい。座席をご用意致します。
チケットのお申し込み・お問い合わせ
・音の広場「カプリース」
090-7140-6496(北村)
◆大阪公演◆
日時
2014年6月7日(土)開場 午後6時30分/開演 午後7時
入場料(税込・全自由席)
一般 前売3,000円/当日3,500円
学生(大学生までの方) 前売1,000円/当日1,500円
会場
あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール
(大阪市北区西天満4-15-10 梅田新道東南角)
※介助犬を同伴される方は、ご連絡下さい。座席をご用意致します。
チケットのお申し込み・お問い合わせ
・ザ・フェニックスホールチケットセンター
06-6363-7999(土日祝を除く平日10時~17時)
・近藤(阿部)
メール info*aya-concert.com
*を@に書き換えてご利用ください。
後援 常磐会短期大学/住吉高校同窓会音楽家連盟
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