『窓の彼方へ』
仲道郁代×内藤裕敬 共同企画
7月11日(木)
かるぽーと 大ホール
18:00開場
18:30開演
全席自由
一般 前売り2,000円(当日2,500円)
高校生以下 前売り1,000円(当日1,500円) ※4月13日より発売
♪088-883-5071
世界的ピアニスト仲道郁代演奏によるショパン楽曲と、南河内万歳一座 内藤裕敬が描く、音楽が語り、せりふが歌うお芝居。
観て聴くショパン!音楽とコトバが溶け合う魅惑の体験をお楽しみください。
【あらすじ】
ある部屋の大きな窓とピアノ。
不動産屋に案内された客が、大きなピアノを演奏し始めると、そこは、引っ越ししようとする女の部屋か、
大きな窓から見えるお向かいの屋上の洗濯場での風景か、それとも、以前ここで暮らした老人の人生か、
ショパンの曲にいざなわれ、色鮮やかな風景が繰り出されます。
【演奏曲】
バラード第1番 ト短調 op.23
12の練習曲op.25 第1番 変イ長調 「エオリアン・ハープ」
ポロネーズ第6番 変イ長調 op.53 「英雄」
夜想曲第20番 嬰ハ短調 「レント・コン・グラン・エスプレシオーネ」
12の練習曲op.10 第12番 ハ短調 「革命」
12の練習曲op.10 第3番 ホ長調 「別れの曲」
【出演】
仲道郁代/中道裕子/阪上洋光/福重 友/皆川あゆみ/倉重みゆき/ 松浦絵里/ 藤川央子/ 吉井 希
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仲道郁代
金原美津子女史より手ほどきを受け、中学時代はアメリカ・ミシガン州でフィリス・ラパポート氏、桐朋学園高校を経て、桐朋学園大学で中島和彦氏に師事。大学1年在学中に、第51回日本音楽コンクール第一位、あわせて増沢賞を受賞し注目を集めた。その後、文化庁在外研修員としてミュンヘン国立音楽大学に留学し、クラウス・シルデ氏に師事した。
?留学中、ジュネーヴ国際コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第一位メンデルスゾーン賞、エリザベート王妃国際コンクール5位と受賞を重ね、以後ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動を開始する。これらの活動が評価され、国内でも88年に村松賞、93年にモービル音楽奨励賞を受賞した。
リサイタルのみならず、彼女の多彩なアイディアや情熱から生まれた企画も多く、1996年からスタートさせた「仲道郁代の音楽学校」は、前半に演奏を交えた「芝居」、後半に「演奏」という構成による、世界でも初めての企画プログラムとして国内外から大きな注目を集めた。99年にはニューヨークのマンハッタン音楽院で「新しい表現への試み」と題したマスター・クラスを行った他、2000年にはアジア・ツアーを成功させるなど、彼女の重要なライフ・ワークになっている。03年からは、「音楽の世界で心ゆくまで遊んで欲しい」と、名称を「仲道郁代のゴメン!遊ばせクラシック」と変更、05年度に10年目を迎え一旦終了したが、08年3月には、兵庫県立芸術文化センター制作作品「4×4」に参加し、再び演劇と音楽の自由な舞台が話題を呼んだ。
レコーディングはSony Music Japan International と専属契約を結び、クラシック音楽としてはこれまでにないヒットを記録したアルバムなど多数のCDをリリースしている。ベードーヴェン ピアノ・ソナタ第30.31.32番は、2007年度第45回レコード・アカデミー賞(器楽曲部門)を受賞。著作には、DVDブック『至福のピアノ~弾く・聴く・楽しむ』(講談社刊)、『ステージの光の中から』(音楽之友社刊)、編著には、『CDでわかるピアノの名器と名曲』(ナツメ社刊)等がある。
内藤裕敬
南河内万歳一座・座長。1959年栃木生まれ。
高校の時に状況劇場『蛇姫様』(作・演出/唐十郎)を見て芝居の道へ。1979年、大阪芸術大学(舞台芸術学科)に入学。4年間、秋浜悟史教授(劇作家・演出家)に師事。その間、"リアリズムにおけるインチキの仕方"を追求。
1980年、南河内万歳一座を『蛇姫様』(作・唐十郎/演出・内藤裕敬)で旗揚げ。以降、全作品の作・演出を手がける。
現代的演劇の基礎を土台とし、常に現代を俯瞰した作品には定評があり、劇団外での作・演出も多数。
本拠地となっていた扇町ミュージアムスクエア閉館後、2004年、「天下の台所改善実行委員会」を立ち上げ、ウルトラマーケット(大阪城ホール・西倉庫)の演劇活用を開始。閉館までの6年間、劇場、劇団倉庫、稽古場など、南河内万歳一座だけでなく、関西小劇場の創作の場として貢献。
2000年、OMSプロデュース『ここからは遠い国』で、読売演劇大賞・優秀演出家賞受賞。文化庁芸術祭・優秀賞を兵庫県立ピッコロ劇団『モスラを待って』(演出のみ)・南河内万歳一座『ラブレター』で受賞。
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